1月26日 金曜日 AM7:10投稿
昨日は夫の定期健診日。
肺気腫と診断されそろそろ5年。
幸い仕事に影響が出ることはなかったけれど
寒さのせいもあるのかここに来てあまり調子が良くない。
『出来たら明日車で送って欲しい』と夫。
出かけるまで時間があったのでコタツでグダグダしていたら
夫がやって来て「良くなってきたのでひとりでも大丈夫」と。
体調が悪い時だけ私を頼ってくる情けない夫です。
いつも通り薬と携帯吸入器を処方されたけれど
肺気腫は完全に治ることはなく対処療法で症状を抑えるだけ。
これ以上酷くなったら常時酸素が必要になってくるのかもしれない。
『身体に良くないから煙草は控えめにね』
何度言ったか判らない。
本当に面倒くさい夫です。
先日会った我が夫婦関係と似ている友人。
ご主人が病気になった時は世話をしたのに
友人が倒れた時は何もしてくれなかったそう。
幸い病気知らずの私。
夫には『お前はいつも元気だなぁ』なん言われる。
もし私が倒れたら夫は労わってくれるのかしら?
もしこれからも夫との生活が続いたら
私自身も病気になることは十分にあり得る。
治る見込みが無い病気であることが判った時はどうするか?
友人は【日本尊厳死協会】に入会することも考えているそう。
【リビング・ウィル】
少し長いけれど転記しますね。
興味が無い方はスルーして下さいね。
【回復の見込みがなく、すぐにでも命の灯が消え去ろうとしているときでも、現代の医療は、あなたを生かし続けることが可能です。人工呼吸器をつけて体内に酸素を送り込み、胃に穴をあける胃ろうを装着して栄養を摂取させます。ひとたびこれらの延命措置を始めたら、はずすことは容易ではありません。生命維持装置をはずせば死に至ることが明らかですから、医療者が躊躇するのです。
「あらゆる手段を使って生きたい」と思っている多くの方々の意思も、尊重されるべきことです。一方、チューブや機械につながれて、なお辛い闘病を強いられ、「回復の見込みがないのなら、安らかにその時を迎えたい」と思っている方々も多数いらっしゃいます。「平穏死」「自然死」を望む方々が、自分の意思を元気なうちに記しておく。それがリビング・ウイル(LW)です】
距離を取る私と相変わらずの夫。
もしこれからも夫との生活が続くようであれば
私も尊厳死協会に入会したい。
夫だって同じ気持ちだと思う。
朝から重い話で申し訳ないけれどとても大事な問題ですよね(_ _;)