12月19日 火曜日 AM7:00投稿
夫がお隣の奥様からミカンと庭の柚子を頂いて来てちょうど1週間。
以前『実が成ったら我が家のキンカンと交換ね』と話していたので
庭先で出会ったら渡そうと準備していたのに中々出会わない。
そこで昨日は直接渡そうとピンポン。
インターフォンを鳴らすことは年に2回あるかないかで珍しいこと。
疲れた顔で出て来た奥様から意外な事を聞かされました。
「先週の金曜日主人が救急車で運ばれたのよ」
この日私は出勤日だったので私がいない間の出来事だったのだと思う。
お隣の奥様は70歳。
ご主人は私と同い年の73歳で同じ年に定年退職した同士。
ただそれ以降仕事には就かず悠々自適の生活。
ご主人を見かけることはほとんどなく
庭仕事をしている時に玄関から出て来て喫煙する姿をたま見かけるくらい。
「一日中TVの前にいて何にもしないので鬱陶しい」と奥様。
以前はふたりで朝から出かけ一緒に趣味？を楽しみ
お昼ご飯を食べてから帰って来る姿を見かけたけれど
最近はそれも無くなったようで
ご主人は3食出来上がって来るのを待つ生活みたいです。
「血圧の薬を飲んでいるのに食事も気にせず飲酒に喫煙。
全然動かないので倒れても仕方がないわ」
幸い短い期間の入院で済みそうとのことで
隣町に住んでいる娘さん家族と協力し合っているそうです。
世話好き、詮索好きの奥様も流石に憔悴している様子。
以前、美味しいと言っていたお煎餅も一緒に渡しました。
我が夫もそろそろ引退の時期が近づいている。
『その後も仕事はしたい』と言っているのでシルバー人材を勧めたけれど。。。
肺気腫の持病がある夫。
今のところ安定しているけれど
もしこれからずっと家にいるようになったら夫だって判らない。
ずいぶん以前『お互いに一人暮らしになったら助け合おうね』と
お隣の奥様と話したことがあります。
一人暮らしは寂しいけれど自由がある。
自分の思うように生きられる。
こんな時に不謹慎だけれどちょっと憧れる気持ちもある。
先日大谷翔平さんがインタビューでこんな事を言っていました。
『野球以外の普段の生活では平穏に暮らしたい』
『中堅になり野球人生もどんどん終わりに近づいている。
今を楽しまないともったいない』
時々理解に苦しむ時があるけれど夫がいて今の私がある。
人生も終盤の今。
【今を楽しみながら平穏に暮らす】
私もそうありたいです( •̥ ·̭ •̥` )
