買取業者と戦う長姉(2)
4月27日 日曜日 AM8:15投稿
昨日のブログの続きです。
【認知症にガン】
『もう生きている意味がない』と身辺整理をすることにし
アクセサリーを買い取っても貰うことにした長姉。
「どの業者に来てもらったの?」
「TVCMを見て決めたのだけれどよく覚えていないわ」
65歳まで仕事を続けた長姉。
多くに人に会う仕事だったので
お洒落なスーツにアクセサリーを付け
きちんとしたバッグにハイヒール。
アクセサリーは本物しか付けない
バッグはブランド品
宝石の魅力やブランドバッグの良さは認めるけれど
バーキンを持つに至っては分不相応ではと思ったのは確か。
「回る寿司には行ったことはないわ」と誘われ
行った渋谷裏側の高級寿司店のカウンター。
「緊張してよく味わえなかったわ」と私。
価値観が合わず最終的には長姉からの絶交宣言(><)
さて買取業社に自宅まで来てもらった長姉。
アクセサリー数点を出したのだけれど
その査定額が合計【1万円】???
会うたびに症状は改善されているけれど
認知症であることに違いはない。
買取業者はそれを認識し1万円の査定。
これは訴えられても仕方が無いレベルの話だと思う。
ただ長姉はその時点では疑問に思わず契約。
さてここから始まった長姉の闘い。
翌日「1万円は絶対変」と気づいた長姉。
クーリングオフ制度を利用しようと買取業者に連絡。
まずこの制度に気付いたことにビックリ。
ただの認知症じゃない。
詳細なやり取りは忘れてしまったようだけれど
1万円を業者の口座に返金し
品物は無事戻って来たそう。
息子の力を借りたのかしらと思ったけれど
全て自分で対応したことにまたまたビックリ。

先日上野に行った時に付けてきた
ダイヤが散りばめられたゴールドの指輪に
大きな赤サンゴのネックレスも買取業者から戻って来た物。
「別にお金が欲しかった訳じゃないし
遺産として娘に残しておくことにしたわ」
デイサービスでの長姉
週2回のデイサービスについても教えてくれました。
朝9時にお迎えが来て
お手玉や歌や健康体操や脳トレ、、、
お昼ご飯を食べてお風呂に入って3時に帰宅。
ゲームでは20人中、常に5番以内を意識しているそう。
会うたびに症状が改善しているのは
デイサービスで刺激を受けていることも大きい。
そして3姉妹でのお出かけ。
昨日は長姉からこんなラインが届きました。

来月は懐かしの錦糸町で焼肉の予定です(^^)