夫とお墓参り 車の中での会話 死について親友と考え方の違い

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昨日は夫とお墓参りへ。

35年前に購入したお墓には夫の父親だけが入っている。

家族愛が薄かった夫はお墓参りに対してきっと何の思い入れも無いのだろう。

お墓参りの予定を聞くと毎回面倒くさそうな顔をする。

電車では不便な場所。

私が一人で車で行くには不安。

お正月とお盆の年2回のお墓参りは恒例行事なのでこれからは嫌な顔をせず付き合って欲しいとお願いした。

車の中での夫との会話

家の中ではほとんど話さない夫だけれど以前から車の中では比較的おしゃべりをする。

運転以外興味を引くものがないので会話をするにはピッタリな空間。

昨日は私が黙っているといつにも増して様々な話題を持ち出し話しかけてきた。

一昨日の車の中で、会話がないことについて話し合ったことも関係しているのかも。

子供たちのこと 横浜市長選のこと 大谷翔平選手の将来のお嫁さんのこと 河村市長 張本勲氏 オリンピックの報奨金のこと 甥の手作り木工家具ネット販売のこと お隣のメダカのこと 昼食に何を食べるか。。。

そういえば自分の体調のことは一言も触れなかったのできっともう安定したのね。

夫が嫌いな話題は人のうわさ話、悪口、愚痴。

私と長姉が絶交中であることは知っているけれどその経緯については一切興味なし。

夫婦だったら悩みを分かち合いたいと思うけれど夫にそれを望むのは無理。

不思議な出来事

この写真は昨年の同じ時期の写真。

毎年大賀ハスが沢山咲いているのだけれど今年は全て枯れていました。

お寺に着いた時は土砂降りの雨。

車の中で待つことも考えたけれど何時止むか判らないので傘をさしてお墓に向かう。

いつもは私を無視してどんどん先に行ってしまう夫なのに昨日は「先に行って」と言う。

お墓がある場所はお寺の門をくぐり、本堂の前を通り、小さな坂を上り、2ヵ所の階段を上り下りした奥。

後ろを振り返ると夫がのんびりゆっくり歩いている。

言わないし、聞かなかったけれど息苦しかったのかもしれない。

お掃除の道具を持っていったけれど雨がひどくてとても無理。

伸びている雑草抜き、お花とお線香をあげ、お参りするだけでお義父さんには許してもらうことにした。

嬉しかったのはいつの間にかお墓の敷地内に百合のお花が咲いていたこと。

百合は香りがきつく花粉が墓石につくと良くないと聞くけれどお墓の周りが美しく華やかになることは単純に嬉しい。

お花に興味がない夫も「抜かないでそのままにしておけ」と言う。

球根を植えた訳でもなく、近くに咲いている訳でもなく。

本当に不思議。

死について 親友と考え方の違い

一昨日親友と会った時にこんな話をしてくれた。

テニス仲間の77歳一人暮らしの女性。

お隣に住む同年代の女性も一人暮らし。

普段から何かと助け合い、いざと言う時のためにお互いに鍵を預け合っている。

ある日雨戸が開かない事を心配したお隣の女性が預かっていた鍵で中に入ると倒れているテニス仲間の女性を発見。

救急車で運ばれ一命を取り留める。

親友はこれを「間に合って良かったね」と言う。

私の考えは「そのまま死んでしまった方がよかったかも」

前日までテニスをしていたということはまさに【ぴんぴんコロリ】

夫はひとりでも生きていけるし一人の方が自由に暮らせるので幸せかもしれない。

息子は自分なりの生き方の基準があるのでもう私の出番はない。

娘も一生を添い遂げることが出来る伴侶に恵まれている。

これから先の楽しみもあるけれど自分なりに十分に楽しんできた。

長生きしても人に迷惑をかける可能性は大きい。

私はもういつ死んでもいいかなぁ。